C++とは、Cのスーパーセットです。
Cで出来ることの99%はC++でもできます。
CのソースコードをC++へコピペしても、修正作業はほとんど発生しません。
稀に発生することもあります。

本講義ではC言語の範囲の解説は致しかねます。
C言語を理解していない方は、まずC言語を学習して下さい。
古代魔術C(C言語講座)
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それでは最初の講義なので、標準入出力を学習しましょう。
次のソースコードはC++流のhello worldです。

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std::cout はストリームを表します。ストリームとは、物理デバイスを隠蔽し、一意の論理デバイスを作成する機能のことです。

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つまり、ディスプレイへデータを出力する時と、プリンタへデータを出力する時に記述する構文は同じということです。これは想像以上に便利で、std::coutは様々な実用的なアプリケーションで使用されています。また、ストリームの標準出力先はディスプレイです。

ストリームへデータを渡す時は、シフト演算子 << を使用します。

std::endlは単に改行を意味するマニピュレータです。
ストリームではありません。
C++のストリームは、std::cout std::cin std::cerr std::clogのみです。
他のstd::XXXXの構文は、マニピュレータと呼び、ストリームを補佐する目的で作成された関数です。
std::endlは単に改行を出力します。

ストリームとマニピュレータを使用する時はiostreamをインクルードして下さい。

問1:次の実行結果となるプログラムを書きなさい。
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もちろん今まで通り変数の値を表示することもできます。
printfを使った時と比べて、データの流れが分かりやすくなっていますね。

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では続いて、標準入力(キーボード)からデータの入力を受け付けるプログラムを書いてみましょう。

std::cinはストリームへの入力を受け付け、ストリームから変数へデータを届けます。

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ストリームからデータを渡す時は、シフト演算子 >> を使用します。
このプログラムを実行すると、Numberの値は入力された整数値となります。

問2:上記のプログラムを改造して変数Numberの値を確認できるようにしなさい。